野生のトラ絶滅危機 100年で10万頭→4000頭に(産経新聞)
野生のトラが絶滅の危機にひんしている。推定生息数は20世紀初頭に全世界で10万頭だったが、現在は4千頭にまで減少。自然保護団体のWWFジャパンはえとにちなみ、トラ保護活動への寄付を募っている。
ベンガルトラ、アムールトラなど、トラには9の亜種があるが、うち3種はすでに絶滅。残る6種も絶滅危惧(きぐ)種などに指定され、野生の生息数より動物園などの飼育数が多いのが実情だ。薬の原料となる骨や毛皮目当ての密猟、農業開発などに伴う森林破壊が原因だという。
WWFジャパンは「森林破壊で作られた製品が流通している日本でも人ごとではない。トラの実態を知り、行動を起こすきっかけにしてほしい」と話す。詳細はWWFジャパン特設サイト(www.wwf.or.jp/campaign/2009_win/)で紹介している。
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ベンガルトラ、アムールトラなど、トラには9の亜種があるが、うち3種はすでに絶滅。残る6種も絶滅危惧(きぐ)種などに指定され、野生の生息数より動物園などの飼育数が多いのが実情だ。薬の原料となる骨や毛皮目当ての密猟、農業開発などに伴う森林破壊が原因だという。
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