東電元社員らオリックスから2億4千万詐取容疑(読売新聞)

 リース大手の「オリックス」から融資を名目に約2億4000万円をだまし取ったとして、警視庁は22日、東京電力元社員の中田桂市(57)(東京都荒川区南千住3)、港区のコンサルティング会社「アクシー」社長松本一輝(51)(渋谷区広尾4)の両容疑者を詐欺などの疑いで逮捕したと発表した。

 逮捕したのはそれぞれ21日と22日。2人は「だましていません」などと容疑を否認しているという。

 発表によると、2人は2008年9月、アクシーと東京電力がコンサルタント契約を結んだとする偽の契約書などをオリックスの融資担当者に示したうえで、「東電から約4億円が入るので融資してほしい」などとうそを言って、契約書などを担保に額面約2億4000万円の小切手をだまし取った疑い。契約書には、偽造された東京電力代表取締役の印鑑が押されていた。

 同庁幹部によると、だまし取った金は松本容疑者の借金返済に充てられており、同庁は2人が同様の手口でほかの複数の会社から数億円を詐取したとみている。中田容疑者は08年7月に東電を定年退職したが、当時は、東電の第3セクター「東京熱供給」の支社長を務めており、オリックス側には東電の現役社員を名乗っていたという。

 東京電力は「元社員とはいえ逮捕されたことは遺憾。捜査に協力したい」とコメントした。

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