システム開発会社元会長、粉飾の疑いで立件へ(読売新聞)

 東証1部に上場していたシステム開発会社「ニイウスコー」(東京都中央区、民事再生手続き中)が、架空の循環取引を繰り返し、2年間に売り上げを約200億円水増ししていた疑いが強まったとし、横浜地検と証券取引等監視委員会は、同社の元会長(62)を金融商品取引法(旧証券取引法)違反(有価証券報告書等の虚偽記載)容疑で立件する方針を固めた。

 地検などは月内の立件に向け、関係者の事情聴取を進めている。

 同社は1992年7月、日本アイ・ビー・エムなどの出資で設立され、2003年6月に東証1部に上場。07年6月期連結決算で約40億円の債務超過に陥り、元会長ら経営陣が退いた。07年11月には2部に降格した。粉飾決算は、その後の内部調査で判明した。08年4月に公表された調査報告書では、07年6月期までの5年間に、商品のソフトウエアを帳簿上だけで売買。循環取引など不正取引を計56回繰り返し、連結売上高3457億円のうち682億円を水増ししたとされる。

 監視委などは取引内容を精査し、5年間のうち2年分の計約200億円が水増しにあたると判断。元会長が不正経理の方法を部下に指示したメモ類も入手しており、元会長が粉飾決算を主導したとみている。

 読売新聞の取材に対し、元会長は「粉飾を指示したことはない。財務状況をチェックする委員会も社内にあり、なぜでたらめな内部調査報告書が出てきたのか分からない」と話している。

 ◇循環取引=複数の企業間で商品を売買したように装い、架空の売り上げを計上する不正取引。冷凍食品大手「加ト吉」の元常務が特別背任罪で、IT関連企業「アイ・エックス・アイ」の元社長らが金融商品取引法違反で有罪判決を受けている。

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